千葉県の北西部に位置する我孫子市は、手賀沼や利根川に囲まれた自然豊かな街として知られています。
そんな我孫子市にお住まいを検討されているなら、将門神社をぜひチェックしてみてください。
今回は、将門神社の概要や見どころをご紹介しましょう。
千葉県我孫子市にある将門神社の概要
将門神社は平将門を祭神とする神社で、1908年に近くの無格社水神社を合肥して将門社から将門神社になりました。
将門が没した天慶三年(940年)に、遺臣がその霊とともに騎馬で手賀沼を渡って丘の上に立ち、朝日を拝したあと、村人が将門を祀ったのがこの神社の由来です。
このあたりの地名である「秀出」は、この言い伝えにちなんで「日出」と名付けられ、それが訛ったものだともいわれています。
将門は幼いころこの地で過ごしたという説もあり、「将門征伐のために建立された寺院である成田山新勝寺には参拝しない」、「将門が討たれたのは愛妾・桔梗御前の裏切りによるものなので桔梗を植えない」など、将門にちなんだ禁忌もいくつか伝えられています。
将門神社は小さな神社ですが、この地に根付いた伝説がある興味深い神社として有名です。
●所在地:千葉県我孫子市日秀131
●営業時間:24時間
●定休日:なし
●アクセス方法:湖北駅から徒歩約20分
●駐車場:なし
千葉県我孫子市にある将門神社の見どころ
将門神社の境内は質素なつくりで、「平親王 将門大明神」と書かれた明神鳥居の奥に短い参道があり、小さな石祠があるだけです。
そんな将門神社の見どころといえば、南東の低地日秀字石井戸にある「将門の井戸」でしょう。
踏切を手賀沼方向に下がると、茂みのなかに静かに水を湛えている井戸があり、側にある角柱には「将門の井戸・承平二年将門が開き軍用に供したと伝えられている」と記されています。
湖北村誌に記されている「七つの井戸」のうちのひとつであり、その昔、村人たちは正月元日にこの井戸から水を汲んで自家の井戸水に三杓ずつくわえ、祖先に供える正月三か日の膳部を炊くのが恒例行事だったそうです。
明治末ごろまでは清水が湧き出て手賀沼の低地へ落としていたといわれていますが、現在は湧き水もわずかとなっています。
素朴な説話や伝承を持つ「将門の井戸」を観賞しに、将門神社と合わせて足を運んでみてはいかがでしょうか。
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