不動産の売却にあたり、価格をいくらにするかで悩むことは珍しくありません。
適正価格は物件の見た目ではわからないので、公的な評価額が参考にされています。
今回は、不動産の固定資産税評価額から値段を決めるときの、調べ方や物件の売却価格の決め方をご紹介します。
不動産売却にあたっての固定資産税評価額の調べ方
固定資産税評価額は、自宅ですぐに把握できることも少なくありません。
不動産を取得すると固定資産税が毎年課され、その明細書が物件の持ち主の元に届くからです。
手持ちの物件に見込まれている価値も明細書にあわせて載っているので、書類が手元にあればすぐに把握できるのです。
自宅に届いた書類を紛失していたり、不動産を取得したばかりでまだ固定資産税を納めたことがなかったりするときは、その物件の所在地を管轄する役場で取り寄せることができます。
固定資産評価証明書と呼ばれる書類を取得すると、手持ちの物件に見込まれている価値を同じく把握できます。
市役所にある固定資産税台帳を確認するのもひとつの方法です。
証明書を発行してもらう手間や費用が省けるため、手軽に情報を調べたいときにはぜひご活用ください。
直接窓口に行くのが難しければ、固定資産評価証明書の発行を郵送にて依頼すると良いでしょう。
家族が近くに住んでいる場合、委任状を用意して代わりに書類を取得してもらう方法もあります。
いずれにしても少し手間がかかるので、すでに固定資産税を納めたことのある方は、自宅に届いた書類が残っていないか探してみると良いでしょう。
固定資産税評価額から不動産の売却価格を決める方法
土地の固定資産税評価額は、公示価格の7割を目安に決められています。
公示価格は国が調査して公表している土地の目安額のことであり、不動産の売買にあたって参考価格とされることも少なくありません。
「固定資産税評価額÷0.7」にておおよその公示価格を計算すれば、土地の目安価格は割り出せます。
売却したい土地に建物が建っている場合は建物の値段も決めないといけませんが、このときは別の情報を参考にしないといけません。
建物の値段は、立地や設備などが似ているそのほかの物件の売却価格などを参考にしましょう。
まとめ
固定資産税評価額は、自宅に毎年届く書類で確認できるほか、市役所や都税事務所などでもチェックできます。
土地の公示価格は固定資産税評価額から計算できるものの、建物の目安価格までは割り出せないので、必要に応じて市場価格を確かめてください。
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