家を売却しようと考えたとき、まず不動産会社に相談される方が多いかと思いますが、実際に買主となってくれるのはまた別の誰かというケースがよくありますよね。
上記のように不動産会社は不動産売買の仲介をすることがほとんどです。
ただし買取といって、不動産会社が直接買い取ってくれるケースもあります。
今回は不動産の売却について、不動産会社による買取と仲介による売却の違いをまとめます。
不動産の売却と買取の違いとは?それぞれの流れをチェック!
不動産会社の仲介によって売却するときは、まず不動産会社に査定を依頼します。
査定額に納得したら媒介契約を締結して、不動産会社が売却活動を開始。
購入希望者が現れたら契約条件の調整をして、不動産売買契約を締結します。
その後、支払いや不動産の引き渡しをして完了です。
不動産会社が買主となって買い取る場合は、不動産会社の査定額に売主が納得すればその2者の間で契約を進めます。
条件に納得できれば、不動産売買契約を締結して支払い・引き渡しで完了です。
仲介によって不動産売却するメリット!買取との違いは価格?
不動産を仲介で売却するメリットは、買取に比べると価格が高くなる点です。
一般的に仲介で売却すると買取よりも2割ほど高くなるといわれています。
不動産会社は買取した不動産を、あらたに購入希望者を探して販売するのです。
2,000万円で購入した不動産を2,000万円で売却してしまうと利益が出ないので、利益をのせて販売します。
その分、買取価格は安く抑えてあることが多いのです。
少しでも高値で不動産を売却したいなら、仲介で売却したほうがよいでしょう。
買取のメリット!仲介による売却との違いは期間と手間
不動産会社に買取を依頼するメリットは、売却期間を短くできることです。
不動産会社の査定額に納得できれば、すぐに買取してもらえます。
仲介で不動産を売却するのに、3か月から半年かかるのに対し、買取であれば最短1か月ほどで買い取ってもらうことができるでしょう。
また、不動産会社に買い取ってもらうので、仲介手数料が不要なのもメリットです。
手続きは仲介と同じように不動産会社に任せることができるので、手間なく売却できます。
少しでも早く不動産を売却したいなら、不動産会社に買い取ってもらうのがおすすめです。