精神科病院に近い不動産を売却する場合、トラブルを懸念する買主もいるでしょう。
そこで今回は、精神科病院に近い不動産でも売却ができること、売れにくい理由、売却方法と注意点をご紹介します。
ぜひ、精神科病院に近い不動産を所有している方は、記事をチェックしてみてください。
精神科病院に近い不動産は売却できる!売れにくい理由とは?
「精神科病院に近い不動産は売却ができないのでは」と不安を抱く売主もいますが、売却はできます。
土地の利用や不動産譲渡などが制限されるわけではないのです。
ただし、一般的な不動産と比較すると、精神科病院に近いことで敬遠される方もいて、買主が付きにくいことはあります。
また、心理的瑕疵があるとして瑕疵物件に該当する可能性が高く、告知義務が必要となるため注意しましょう。
精神科病院に近い不動産を売却する際の注意点
精神科病院に近いことから嫌な気持ちになる方もいます。
そのため、心理的瑕疵のある物件となる可能性があります。
心理的瑕疵のある物件とは、買主が不動産購入に対して嫌な気持ちになるなど、心理的な負担を与える可能性がある物件です。
ただし、人が亡くなっている、指定暴力団事務所があるなど以外には、明確に心理的瑕疵に含まれるのか定められておらず、ケースバイケースです。
そのため、不動産会社に告知義務があるのか確認する必要があります。
重要事項説明での告知義務を怠ると契約不適合責任に問われ、キャンセルや損害賠償請求されるケースがあるため、注意点として押さえておきましょう。
また、重要事項説明では特約解除の要件や瑕疵についての記載を忘れないことも注意点のひとつと言えます。
精神科病院に近い不動産を売却する方法とは?
売却方法やコツは次の5つです。
●不動産の売却価格を相場より下げて売却する
●リフォームやリノベーション後に売却する
●事業用や商業用地として売却する
●媒介契約は専任媒介契約を選択する
●不動産会社に買取してもらう
リフォームなどをおこなうと資産価値を高めることにつながります。
事業・商業用として売り出せば、ターゲットが少なくなる反面、精神科病院に近いことを懸念する方も少なくなることでしょう。
専任媒介契約を結ぶことで積極的な売却活動が期待できるとともに、活動報告の頻度も高いため状況が掴みやすいでしょう。
売却を成功させるためには、プロ任せにするだけでなく、類似物件の相場価格などのリサーチすることもポイントとなります。
まとめ
精神科病院に近い不動産は、心理的瑕疵に該当する可能性があります。
その場合は告知義務が発生するため、買主にその旨を伝える必要があります。
精神科病院に近い不動産の売却を検討されている方は、ご紹介した内容を参考に売却を成功に導きましょう。
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