家の売却には立地が影響し、特殊な場所に位置する物件は通常よりも買主の確保に苦労する可能性があります。
袋小路は家の売却にあたって注意したい立地のひとつなので、物件をうまく売り出すためのポイントをご確認ください。
今回は、袋小路とはどのような立地なのかにくわえ、売却したい家の価格や売れ行き、うまく売るための方法もご紹介します。
家の売却前に知りたい「袋小路」とは
袋小路とは、奥が行き止まりになっており、とおり抜けができない路地のことです。
常に同じ方向からしか路地に進入できない点はやや不便ですが、周囲の土地は宅地としてよく利用されており、袋小路の周りに家が建ち並ぶ光景はよく見られます。
袋小路のメリットは、家の前の道がどこにも通じていないため、人や車があまり行き来しないことです。
この特徴のおかげで、家を売却する際には防犯対策やプライバシー保護のしやすさを買主にアピールできるでしょう。
ただし、前述のとおり袋小路には特定の方向からしか出入りできないといったデメリットがあります。
家の売却時にも交通上の不便さが懸念され、購入を見送られることもあるためご注意ください。
袋小路にある家の売却価格や売れやすさ
袋小路にも一定のメリットはあるものの、物件の評価は立地の影響で基本的に低く、家の売却価格も下がる傾向があります。
売り出してみても一般的に買主が付きにくく、家の引き渡しまでに長い時間がかかるケースも珍しくありません。
家が袋小路にあると一般的に売れにくいのは、まず接道義務を果たせていない可能性があるからです。
法令が定める要件を満たす形で敷地と道路がつながっていないと、住居などの建築が許可されません。
建物を造れないかもしれない物件はどうしても避けられやすく、売れ残ることも多いのです。
また、特定の方向からしか路地に入れない袋小路特有の不便さが敬遠され、売れ残るケースもあります。
袋小路にある家を売却する方法
不動産の売却において事前に物件の印象を改善しておくのは基本であり、袋小路にある家を売り出す際にも敷地・建物の掃除や整理整頓は欠かせません。
接道義務を果たせておらず、再建築が不可とされている場合は、隣の土地を買い取って敷地を広げられないかご検討ください。
自分の敷地が広がると、道路と接する範囲が拡張されて接道義務を果たせるようになり、ひいては家の売却にも有利となる可能性が出てきます。
自分の土地の買取を隣人に持ち掛けるのもひとつの方法で、相手も接道義務の問題で敷地の拡張を考えていた場合、売買の話がうまくまとまることがあります。
ただし、隣人は建物まで求めていないことが多いので、家は取り壊して更地にしておくと良いでしょう。
まとめ
奥が行き止まりになっており、どこにも通じていない路地のことを袋小路と呼びます。
家が袋小路にあると売却価格が下がりやすく、買主の確保にも苦労する傾向があるため、事前に物件の印象を改善するなどの対策を講じると良いでしょう。
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