中古マンションの売却を左右する要因はさまざまであり、駅からの距離もそのひとつです。
駅遠の物件は駅近に比べるとどうしても売却しづらくなりますが、売り方次第でもあるといえます。
今回は、駅遠の中古マンションが売れにくい理由と、それでも売れる物件の特徴や高値で売るポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
駅遠の中古マンションの売却が難しい理由
実は、駅遠という単語自体には明確な定義が存在しませんが、最寄り駅から徒歩で15分以上かかる物件は駅遠といって差し支えないでしょう。
駅遠の中古マンションの売却が難しい理由は、駅から離れているという理由で敬遠されがちであるからです。
中古マンションの購入を考えている多くの方が、その立地についても検討します。
日常的に鉄道を利用している方はもちろんのこと、普段鉄道をあまり利用しない方も駅から距離があることにマイナスイメージを抱きがちです。
そのため、駅遠の物件はなかなか人気が出ず、売却に苦戦することが多いのです。
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駅遠でも売却できる中古マンションの特徴
駅遠だからといって必ずしも売却が難しいわけではなく、高く売れる場合もあります。
たとえば、駅から遠くても近くにバス停があって、交通の便に問題がないのであれば高値で売れるでしょう。
また、学校や公園に子育て支援など、子どもを育てていくための環境が充実していることも売れる物件の特徴です。
子育て世代は、駅からの距離よりも子どもを育てやすい環境が整っていることを重視する傾向があります。
さらに、再開発がおこなわれたエリア、もしくはこれから予定されているエリアにある中古マンションは、地域の価値が高まるため高値での売却が可能です。
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駅遠の中古マンションを高値で売却するためのポイント
駅遠の中古マンションを高く売るポイントのひとつに、ホームインスペクションの実施があります。
ホームインスペクションをおこなえばその物件の安全性を証明できるので、物件自体に価値があることを感じてもらうことができます。
また、同じマンションの別の部屋と売却のタイミングをずらすこともポイントです。
同時に別の部屋が売りに出されていたら、いったん売却の時期をずらしてみましょう。
ライバルとなる存在がないほうが、有利に売却を進められます。
売り出し価格を査定価格より1割ほど高めに設定することも、高値で売れるポイントです。
ただし、査定価格の1割を超えるような高値をつけてしまうと、買主が見つからない恐れがあることにご注意ください。
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まとめ
駅遠の中古マンションが売れにくいのは、駅からの距離がネックとなるからです。
ただし、バス停が近かったり子育て環境が整っていたりなど、高く売れる場合もあります。
ホームインスペクションの実施や売り出し価格を高めに設定することなどが、高値で売るためのポイントです。
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