相続した家や不動産が空き家になり、管理方法を悩んでそのまま放置してしまう方もいるかもしれません。
しかし、空き家を放置してしまうとさまざまなリスクが発生します。
この記事では、空き家の管理方法や放置した際のデメリット、空き家を放置しないための解決策について解説します。
相続した空き家の管理方法
相続した空き家を適切に管理しないと老朽化が進んでしまいます。
そのため、月1回程度「換気・通水・掃除」をおこないます。
まず換気をおこなう目的は湿気の防止です。
湿気があるとシロアリやカビが発生しやすい環境になり、建物の劣化が進んでしまいます。
次に通水の目的は排水溝の汚臭の逆流を防ぐことです。
排水溝には封水が溜まっているため汚臭を防いでいますが、それが蒸発すると空き家に汚臭が蔓延してしまうため、定期的に通水をおこないます。
最後に、掃除です。
人が住んでいなくてもほこりなどは溜まってしまいます。
また、庭などに野良猫やハトなどが住み着いて汚している可能性もあるため、その確認のためにも清掃は重要です。
相続した空き家を放置した場合のデメリット
相続した空き家を放置するとさまざまなリスクが生じます。
1つ目は老朽化が進むことで建物価値が低下してしまうリスクです。
適切に管理されていないとカビの発生など建物にさまざまな不具合が発生してしまいます。
2つ目は所有者責任のリスクです。
空き家を適切に管理していないことで建物の崩落などの事故が発生した場合、過失がなくても責任を負う必要があると定められています。
3つ目は特定空家に指定されるリスクです。
空き家を放置していると特定空家に指定されてしまい、固定資産税が高くなり、金銭的な負担が大きくなります。
このようなデメリットがあるため、空き家を放置することはおすすめしません。
相続した空き家を放置しないための解決策
相続した空き家を適切に管理できずに悩んでいる方は少なくありません。
では、放置しないためには具体的にどのような解決策があるのでしょうか?
主な解決策は「解体・譲渡・売却」です。
まず、建物を解体して更地にすることで、空き家をなくす方法があります。
ただし、更地になった土地の管理は必要になります。
次の譲渡は、誰かに空き家を譲り渡す方法です。
維持費などは無くなりますが、基本的に無償譲渡になる可能性が高いため、おすすめできません。
最後に、空き家を売却する方法です。
買い手が見つかる可能性が高いなら、費用負担もなく売却金を得られるため、もっともおすすめしたい方法になります。
まとめ
相続した空き家は適切に管理しないと価値が下落してしまうなどさまざまなデメリットが生じます。
そのため、適切に管理できない場合は、売却などの解決策を検討することが必要です。
空き家を持て余している方は、どのように扱うのかを家族などとよく相談するようにしてください。
我孫子市を中心にして東葛エリアの物件は、私たち株式会社オークにお問い合わせください。
売却もおこなっているので、お気軽にご相談ください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓
株式会社オーク スタッフブログ担当
我孫子市での相続・贈与・破産・事故物件などの不動産売却に関するお悩みは、株式会社オークにご相談ください。弊社では、相続や事故物件など、レアケースな不動産の売却相談を承っております。ブログでは不動産売却に関連した記事をご紹介しています。