悪条件が含まれる不動産はスムーズな売却が難しく、「擁壁」がある不動産も売却が困難と言われています。
所有する不動産に擁壁があると指摘された方のなかには、擁壁とはなにか、擁壁があるとなぜ売却しにくいのか分からない方も多いでしょう。
そこで今回は、そんな疑問にお答えしたうえで、擁壁のある不動産を素早く売却する方法を解説します。
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不動産に見られる「擁壁」とはなにか
擁壁とは、傾斜地・高低差のある土地に建物を建てる場合に設置する構造物です。
擁壁を設置することにより、建物の重さで土地にかかる圧力を抑えたり、土砂崩れを防いだりする効果が期待できます。
「がけ条例」が定められている地域では、擁壁を設けなければ建物を建築できません。
そのため、擁壁は安全を確保するためだけではなく、建築のプランを立てるうえでも重要な役割を持ちます。
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擁壁のある不動産が売りにくいと言われる理由とは
安全を確保するために設置する擁壁ですが、擁壁のある不動産は売りにくいと言われます。
その理由は「ひび割れや変形がある」「自然石が積み上げられている」といった理由により、「危険な擁壁」と判断されるケースがあるためです。
擁壁に問題がある場合、擁壁を作り直さなければならず、工事費用の目安は1平米あたり3万円~15万円と高額になりやすく、これが不動産を売りにくい理由となります。
また、いずれ建物は古くなり建て替えが必要になるため、擁壁の工事費用は売買価格に反映されやすく、売却価格が安くなりがちです。
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擁壁のある不動産を売却する方法
売却する予定の不動産に擁壁がある場合は、まず建築士などの専門家に依頼して、擁壁の安全性を確認しましょう。
その結果として、擁壁に補強工事が必要と判断された場合は、工事をおこなって安全性を確保すれば買主が見つかりやすくなります。
擁壁のある不動産をすぐに売却したい場合は「不動産買取」の利用がおすすめです。
不動産買取とは、不動産を不動産会社に直接買取してもらう売却方法で、早ければ数週間で売却が成立するほか、契約不適合責任も免責されます。
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まとめ
擁壁とは土砂災害などを防ぐために設置する構造物で、「がけ条例」のある地域では設置が必須です。
「危険な擁壁」と判断されやすいことなどが理由で、擁壁のある不動産は売却しにくいと言われています。
擁壁のある不動産をすぐに売却したい場合は、不動産会社が直接買取をおこなう「不動産買取」で売却を目指しましょう。
我孫子市で相続・不動産売却でのご相談は株式会社オークがサポートいたします。
売却もおこなっているので、お気軽にご相談ください。
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株式会社オーク スタッフブログ担当
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