敷地の売却を検討しているときに重視するのが売却額ですが、自分の希望額だけを考慮して額を決めてもうまく売れるとは限りません。
大切なのはその不動産がどんな評価をされているのか、基準となる金額はいくらかです。
この記事では土地の評価額とはなにか、5つの種類それぞれの特徴と調べ方を解説しますので、不動産を売却しようと思っている方は参考にしてください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
我孫子市の売買・投資物件一覧へ進む
土地の評価額とは
土地の売却額を決める際は、どれぐらいの評価がされているか売却相場を元にするのが一般的です。
ただし、土地の評価額には、売買時の相場の金額だけではなく、目的ごとに異なる基準があります。
土地は一物五価とも言われ、評価額には実勢価格、公示価格、基準地価、相続税路線価、固定資産税評価額の5種類があるのです。
それぞれ評価方法や目的が異なり、実勢価格を除いた4つの評価額は公的機関によって定められています。
▼この記事も読まれています
不動産の贈与を受ける方も知っておきたい不動産取得税とは
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
我孫子市の売買・投資物件一覧へ進む
土地の評価額5種類それぞれの特徴
5種類ある土地の評価額のうち1つ目の実勢価格とは、過去に実際に取引された際の価格です。
社会的要因や需要、立地条件などが要因となって変動します。
2つ目の公示価格とは毎年3月中旬から下旬にかけて国土交通省から発表されるもので、全国の標準地が1㎡あたりの価格で評価されます。
3つ目の基準値価は、各都道府県が定める評価額で、公示価格と同様に土地の売買や補償額を算出する際の指標とされるものです。
4つ目の相続税路線価は国税庁が鑑定する土地の価格で、相続税や贈与税を算出する際の指標に使われます。
5つ目の固定資産税評価額は固定資産税や都市計画税など、相続税以外の税額を算出するためのものです。
このように、5種類ともそれぞれに目的が違い、評価の方法も異なるのです。
▼この記事も読まれています
実家じまいとは?事前に準備することや荷物の処分方法も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
我孫子市の売買・投資物件一覧へ進む
土地の評価額それぞれの調べ方
同じ土地であっても、5種類の土地の評価額は、評価する機関が異なるため、調べ方も違います。
実勢価格は、国土交通省の運用しているレインズマーケットインフォメーションか、土地情報総合サイトを参照すると分かります。
公示地価と基準地価は、土地総合情報システムで検索するのが一般的です。
相続税路線価は国税庁のサイトで調べられますが、地域によっては表示がなく、その際には倍率方式による計算で求めます。
固定資産税評価額は、毎年自宅に送付される課税明細書の記載か、固定資産評価証明書や公租公課証明書によって確認できます。
▼この記事も読まれています
遊休不動産とはどんな物件?相続した後の活用法もあわせて解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
我孫子市の売買・投資物件一覧へ進む
まとめ
土地の評価額は、その土地を扱う目的ごとに別のものが設定されており、実勢価格、公示価格、基準地価、相続税路線価、固定資産税評価額の5種類があります。
目的や評価する機関によって価格や調べ方がそれぞれ異なる点に注意して、売却額を決める際にも役立てましょう。
我孫子市で相続・不動産売却でのご相談は株式会社オークがサポートいたします。
売却もおこなっているので、お気軽にご相談ください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
我孫子市の売買・投資物件一覧へ進む

株式会社オーク スタッフブログ担当
我孫子市での相続・贈与・破産・事故物件などの不動産売却に関するお悩みは、株式会社オークにご相談ください。弊社では、相続や事故物件など、レアケースな不動産の売却相談を承っております。ブログでは不動産売却に関連した記事をご紹介しています。